算数で気になること

小学生の算数で非常に気になること

春期講習中も含めて、南千住教室の生徒だけではないのですが、毎年小学5、6年生で気になることがあります。 「答えを消して書き直して丸にする」生徒 「日本語の語彙力が不足している」生徒 どこの教室にも必ず毎年います。 ・答えを消して書き直す生徒 プライドが高い。×をつけるなと学校で言われた。家に帰ると怒られるなど理由は様々ですが、成長するチャンスを逃していることに気づかせてあげるのが我々の役目だと思っています。 授業中には「ここでは間違ってもいいんだよ」と何度も言っています。 「なぜ」間違えたのか。が理解できない以上、先に進むことはできません。 その積み重ねが中学校進学後に大きな壁となって立ちはだかることを保護者の方はご認識ください。 ・日本語の語彙力が不足している 講師の話を聞けない、聞いていても理解できていない生徒がいます。 そのため、アドバンスコースで意識しているのは「ゆっくり」「確実に」「類題を解けるまでやる」という点です。 カリキュラムの進行が若干遅れても、重要単元については時間をかけて習得させていきます。 一度で伝わらなければ何度でも伝える。忍耐力との戦いです。 ぜひ、ご家庭でもお子さんの勉強にもっと干渉してください。休日などは特に10分でも構いません。横について見てあげてください。 何を理解できていないのかを我々と共有していただきたいのです。 学校の先生も同じことを望んでいます。 算数のつまずきは中学校からの数学のつまずきに直結します。 小学生のうちに基礎学力の定着を目指すためにも、保護者様のお力添えが必要です。