4月の教室だより

◎毎月その月の出来事と次月の行イベントをお伝えする『教室だより』を更新します。

今年も各学校では新年度が始まりました。TSS南千住教室でも、新年度の新たな取り組みとして、いろいろなことを行っております。

新たな取り組みの1つとして、今年度より当ホームページ上にて「教室だより」を掲載することにいたしました。
毎月の教室内での出来事や、次月のイベントご案内などを掲載させて頂きます。


4月の出来事のご報告

「子ども未来創造館」に行ってきました!
4月のお楽しみイベントとして、4/22(日)に「子ども未来創造館」に行ってきました。塾で日ごろ頭を使っているお子さまたちと、今回は『体を使って遊ぼう!』というコンセプトで、ボルダリングに挑戦してきました。
一番の目玉である「がんばるウォール(高さ7.5mのボルダリング)」にも、みんな果敢に挑戦していました。
わたくしがこの日一番感心したのは、登り切れたお子さまが登り切れなかったお子さまに対しての気遣いを見せていたことでした。
また、授業だけでは打ち解けることができなかったお子さま同士が仲良く遊んでいる姿を見て、嬉しく思いました。


※お子さまの写真はプライバシーに配慮し、ホームページには掲載いたしません。教室内の掲示をご覧ください。

5月のイベントは全国統一小学生テストに向けての勉強会を予定しています。
その他のイベントも詳細が決定次第、お伝えして参ります!ご期待ください!


◎荒川三中 中間テスト対策を実施しています! 4/23(月)~4/28(土)
現在、荒川三中で5/9(水),5/10(木)で実施される中間テストに向けての対策授業を実施しています。
連休明けすぐにテストとなるため、少し早めのこの時期からの実施となります。
みんな真剣にテストに向けての勉強に取り組んでくれています。
目標達成に向けて、連休も活用してがんばっていきましょう!

期末テスト対策は、今回中間テストがない中学校も実施いたします。
6/4(月)~6/16(土)の予定です。詳細は授業内でお子さまにお伝えさせて頂きます。


5月のイベント予定

① 5月大型連休に伴う休塾日のご連絡
4月末から5月初旬にかけて大型連休があります。TSS南千住教室では、祝日は休校とさせていただいております。
それに伴い、4月30日(月)から5月5日(土)まではすべての授業(集団・個別とも)、受付をお休みとさせていただきます。特に5月1日(火)と5月2日(水)につきましては、学校は通常通りのスケジュールだと思いますが塾はお休みです。お間違えにならないようにご注意ください。

② 検定チャレンジコースの開設
今年度より検定協会の準会場認定を受け、教室で検定試験が実施できるようになりました。
そこで、5月は『漢検チャレンジコース』、6月は『数検チャレンジコース』を開設し検定試験合格に向けてのサポートを行います。

検定試験には様々なメリットがあります。ぜひご家族で検定試験にチャレンジしてみませんか?

③ 全国統一小学生テスト お申込み開始および対策授業

今年も6月3日(日)に『第22回全国統一小学生テスト』が実施されます。
日本全国のライバルたちと競い合い、自分の学力を測るまたとない機会です。
TSSでは統一テストに向けてがんばるお子さまをサポートいたします!


教室長の不定期コラム -第1回 親子の関わり方-

塾業界に20年近く携わって参りましたわたくしが感じたこと、最近の傾向などについて不定期で掲載していこうと考えています。わたくしが日ごろどんな考えでお子さまに接しているかをお知り頂くことで、少しでもTSSを身近に感じていただければ幸いです。

さて、第1回目となる今回は「親子の関わり方」についてのお話しをさせていただきたいと思います。
ここ最近、親子の関わり方や教育についての考え方が大きく様変わりしているように感じます。

わたくしが小・中学生だった頃には、近所には必ず「口うるさいおじさん・おばさん」が居たものです。近所の子どもたちにも平気でお説教をしてくるタイプの方です(昔のことですから、場合によっては拳骨が飛んでくることもありました)。良い悪いは別にしても、注意を受ける機会が多かったのは事実です。最近はどうでしょうか。

先日家族でスーパーに買い物に行った時のことです。店内を元気に走り回っている子どもたちにやんわりと「あぶないよ~」と注意を与えたところ、近くにいたと思われるお母さんが慌てて飛び出していらっしゃって「うちの子に何か?(怒」と最初から「我が子を守る姿勢」で言われてしまいました(近くに居たのなら注意してよ…とは言いませんでしたが…)。もちろん、その子どもたちはその後も元気に走り回っておりました…。

また、別のケースです。
そのときはお母さんが、騒いでいる自分の子どもを注意していました。しかし、よくよく聞いてみると「そんなことをしていると、店員さんに怒られるよ!」と言っているのです…。そうではなくて…。なぜだめなのかを教えてあげないといけないのでは…、と頭が痛くなりました。

我が子がかわいいのは今も昔も変わらないと思います。しかし「かわいがり方」に変化が出てきているようです。
最近は「かわいい我が子を世間から守る」という考えの方が多いように思います。
しかし、かつては「我が子が困らないようにしつける」という考えが主流だったのではないでしょうか。

かわいい我が子には「ならぬものはならぬ」という「我慢の重要性」を教えてあげたいものです。
一時期持て囃された「放任主義」ということばの真意が伝わっておらず「細かいことで注意しないでのびのび育てる」という間違った理解が広まっていることが原因だと考えています。現在、世の中に蔓延している「放任主義」はただの野放し、教育の放棄になってしまっているのかもしれません。
そもそもの「放任主義」の真意は全く違います。「失敗させて、そこから学ばせること」が根本です。小さな失敗の段階で「今、なんで失敗したのかを考えてみよう」と声をかけていくことが不可欠です。つまり、「放任主義」という教育方法は子どもに寄り添い、小さな変化を見逃さず、的確なアドバイスをすることが求められるのです(このことは最近流行りつつある「アクティブ・ラーニング」も同様です)。

この「我慢の重要性」というものは、実は学習にも直結してきます。学習の難しい点は「結果がすぐには出てこない」という点です。

では、お子さまが我慢できずにすぐに投げ出してしまわないようにするためにはどのように説得すればよいのか。
次回は「お子さまを説得するために」というタイトルで寄稿予定です。

文責:教室長 石城(いしがき)